1971年から半年間放送され、その異常なまでにデフォルメされたパワフルな描写で、当時のちびっこに絶大なるインパクト(もしくはトラウマ)を与えた異色超人野球アニメ。本作のDVDセットは、全26話収録はもちろん、本来の音声のほかに台詞+BGM音声と、本作ならではの凄まじい効果音だけとに切り替えられるファン垂涎の内容。 過疎の村、通称アパッチ村へとやってきた教師、堂島剛。彼が荒くれ者の生徒達を野球というスポーツを使ってまとめ上げ、やがて友情をはぐくんでいくというドラマが、名前からして「網走」「材木」「ハッパ」といった異様に個性の強いキャラクターを通して描かれる、感動的にして痛快、そして相当に荒唐無稽な作品。なんと演出には高畑勲もいてびっくり。(田中 元)
出遅れました・・
すいません、もう一度普通に販売してください。買いそびれてる間に世間では高値になっております・・。今でこそDVDを観れる環境の世帯が増えてますが、廃盤になってる商品や限定版って、当時何を考えて販売してたんでしょうか?「もっと早くハードを手に入れておけっ」って事でしょうか?
偉いぞ
冒頭で「この製品を権利者に無断で…」とお決まりの文面の後 「…表現やせりふの一部に、今日では不適切と思われる個所が ありますが、作品の歴史的価値を重視し、オリジナルに忠実に 収録させていただきました。ご了承ください。」 謝るなって。偉いぞ!! いつぞやの再放送の時みたく「ピーッ」消しされてたら台無し だからね。この作品は。これを待っていた!!
みんな買え、買わねぇとハッパかけるぜ
野球選手としての生命を断たれ、過疎地の教師兼野球部監督として招かれた堂島剛と、彼に反発する生徒=アパッチ達、対立する村人達を描いた骨太の展開を見せるスポ根野球アニメ。 原作が花登筐だけあって、アバシリ、ザイモク、モンキー、ハッパ、オケラ、ダイコンといった、殊更に貧しさと粗野さを強調されたキャラクター達が堂島と激突し、そして野球を通して人間性に目覚めていくさまは素直に感動できます。とはいえ「他国者は刺せ」「白昼のダイナマイト」「天狗岩の死闘」といったサブタイトルが示す通りに、従来の野球ものとは思えない無茶苦茶な描写も多くて、ツッコミどころも多いです(笑)。 再放送が十数年以上も無く、再見できるかさえ危ぶまれていた作品だけに、今回のDVD化は千載一遇のチャンス。
東芝デジタルフロンティア
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