自分のなかに歴史をよむ (ちくまプリマーブックス (15))



自分のなかに歴史をよむ (ちくまプリマーブックス (15))

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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確かに、もっと早く出会いたかった

History as a dialogue with oneself というのが副題なのですが、本屋でこういったコンセプトの歴史書を探すのは至難の技です。
個人的にツボでした。内容だけでなく、文章もすばらしいと思います。これだけの内容を平易に表現できるのは阿部さんの実力なんでしょう、、。日本の「世間」についての研究が知られていますが、この文章は、日本のことしか知らない研究者には絶対書けない。
「歴史家は詩人のあとを追うもの」(うろ覚え)みたいなスタンスを持たれていた阿部さん。今から自伝読みたいと思っております。
迷路の中にいる学生へのとっておきのヒント

◆大学4年生の今頃になってこの本と出会ったことを、ものすごく後悔してる。中学生か高校生のとき、せめて大学に入学したときに読んでおきたかった。◆家庭の経済事情が許せば、強い動機がなくてもとりあえず大学進学を目指すのが当たり前になった今、大学で学問に励むことを第一の目的としている人は、まぁ生きた化石的存在だろう。多くは、友達と遊び、恋人を見つけ、少しはまともな就職先を探すことも念頭に入れながら、世間公認のモラトリアム期間を楽しんでる。みんなとの時間を共有し、充実した「いま」を過ごすことを、たいていの人は望んでるみたいだ。◆それでとくに不満がなければ全然オッケーなのだ。でも、中にはただ今が楽しいだけでは満足できず、あれこれ考え込んでしまう不器用な奴もいる。◆自分はまわりの人たちとなんか違う」ってことを否応なしに感じちゃって、少なからぬ疎外感・孤独感を抱きつつ、自分と、自分をとりまく周囲、社会の関係について、あれこれ思いを巡らしてしまう人だっているのだ。そんな人にとって、大学やら学問ってものが、何かしら手がかりになることはあるんだろうか? ◆自分を少しでも理解し、自分と周囲の関係を解きほぐす手がかりが欲しい――そう考えてじたばたしてるとき、この本がとっておきのヒントを与えてくれる。著者のじだばたぶりと、その中で著者が生きるための手がかりとしての「学問」や「テーマ(著者の場合は歴史研究)」を見つけるに至った過程が克明に記されていて興味深い。むろん、何が手がかりになるかは、人によって違う。でもそれを発見する一番のヒントは自分自身の中にあること、自分自身を見つめることなしに、やみくもに勉強することくらいバカらしいことはないこと、それをこの本は気づかせてくれる。これって、とっても大事なことだと思った。◆ちなみに著者は、中世ヨーロッパ、日本特有の「世間」研究で独自の理論を展開する有名な歴史学者。氏の基本的な考え方を知るための入門書としても、この本はちょうどいい。中学生向けなのでムズカシイ言葉も使われていない。



筑摩書房
「教養」とは何か (講談社現代新書)
阿部謹也自伝
「世間」とは何か (講談社現代新書)
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時代劇のウソ?ホント?―大人の新常識 (リイド文庫)

時代小説用語辞典

次郎長放浪記 (角川文庫)

自虐でやんす。 (幻冬舎文庫)

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自分の生き方をさがしている人のために

自来也忍法帖

自立へ向かうアジア (世界の歴史)

鹿威しの夢―口入屋用心棒 (双葉文庫)

鹿鼎記 6 クレムリンの女帝




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