どうしても実写版と比較してしまうのはしかたのないことでしょう。
マグマ大使といえば、江木利夫の守役。これは、はまりだった。「マグマ大使」ピロピロピーと三回。アニメでも、有名なこの音楽。「アースが産んだ正義はマグマ・・・」感動でした。アニメは、一瞬、ジャングル大帝かな?と連想させるようなシーン。僕の中では、ジャングル大帝は、ジャングル大帝というなんか、ポリシーみたいなものがある。やたら、ルーツにこだわる。マグマは、一少女の死から生まれるとは・・・なんかピンとこない。おじさんになった証拠かな?怪獣の出る場面が少ない。また、人間モドキ。これは惑星の異性人という設定。納得いかない。また、守が、アース、アース、マグマ、マグマという呼び捨てに納得がいかない。ウドーの鬼。ウド鈴木か?出すぎのような感じだ。
しかし、しかしです。手塚治虫のいう世界はクリアしているように感じた。地球を汚した人間は、もう一度地球をきれいにする(要旨)は是非これからも実施していかなくてはなりません。おーい、実写版のマグマ大使よ、お願い来て!!!ピロピロピー、ピロピロピー、ピロピロピー。
手塚アニメ中でも上位の傑作!!
最近、過去の漫画をアニメ化することが流行っているようですが、手塚治虫の作品がもっとも多いのではないでしょうか。 劇場公開作「メトロポリス」、「ジャングル大帝」を筆頭に、2003年に3度目のTVアニメ化となった「鉄腕アトム」等など・・・。どれも現代的な味付けがされていて古さがなくなっている上に、原作自体が素晴らしい事もあって、どれも傑作になっています。 「マグマ大使」は「ウルトラマン」のような実写怪獣ものとして過去に映像化されていますので、そのイメージが強い方も多いかと思います。 しかし、原作は「火の鳥」のような壮大さと、「バンパイヤ」のようなエスピオナージ、それに海外のSF小説のようなインベーダーSFでして・・・・海外映画でいえば、「V」のような名作。 原作は、「神」のごとき圧倒的な力を持つエイリアン、「ゴア」に蹂躙されていく人類と、人間の尊厳を懸けて戦う人々、それを助けようとするマグマ大使を描いた感動作なのです。 このアニメーション版は、その原作のストーリーを非常に大事にしながら、アクションや人物描写、メカなど現代アニメの粋を凝らしたために、すごい傑作になっています。 過去、手塚アニメは「24時間TV〜愛は地球を救う」向けにいくつか長編を出してますし、劇場公開作もかなりあるのですが、それらの中でも最高水準だと思います。 まず後悔無しの名作ですので、お勧めです。
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